特色ある教育活動
1事業名
地域の自然を活用した生産体験学習(米作り・追い込み漁・アッタドコネ栽培・環境緑化)
2目標
郷土の豊かな自然と地域の豊富な人材を生かし,食農教育と関連付けた「米作り」(苗作り・田植え・収穫・調理等)や,伝統的漁法である「追い込み漁」,有良集落でしか育たないと言われる「アッタドコネ(有良大根)栽培」などの生産体験活動並びに,学級園での栽培活動等の環境緑化学習を通して,額に汗して働く尊さと収穫する喜びを味わい,児童生徒の全人教育に寄与するとともに,地域の活性化を図る。
3主な活動計画

芦良水田での田植え
(1)「米作り」体験学習
- 4月
田おこしと畦の草刈り
田植え
- 5月
草取り
- 8月
稲刈り
- 8月
脱穀
- 9月
精米したもち米を地域敬老会等へ贈呈
- 12月
校内もちつき大会
- 1月
草刈り,田おこし
- 2月
立志式での赤飯づくりと贈呈
- 3月
田おこしと苗作り(籾まき)
(2)「追い込み漁」体験学習
- 6月
追い込み漁事前打合せ会
- 6月
追い込み漁(ふるさと体験学習の一環として)とれた魚の料理と試食
(3)「アッタドコネ(有良大根)」種蒔き・収穫
(4)学級園・学校農園等を利用した栽培活動
(5)来年度の特色ある教育活動の見直し(3月)
4活動の成果
- 勤労・生産学習を通して,郷土の豊かな自然の恩恵を実感することができた。
- 保護者や地域の方々とともに,伝統ある米づくりや追い込み漁,アッタドコネ栽培など,体験する活動をとおして,文化の伝承と郷土愛を育むことができた。
- 「学級・学校園栽培活動」等,通年の緑化活動をとおして,児童生徒の情操教育に役立てることができた。
5今後の課題
- 児童生徒が,課題解決に向け主体的・継続的に関わる姿勢をどのように育てていくか。
- 校区の特色を生かした「人・物・事」の調和した教材の発掘と,教育活動を推進する上での,学校・家庭・地域の連携をどのように進めるか。
- 情操教育の一環として,児童生徒が主体となる計画的な環境緑化の見直し。