特色ある教育活動
1 事業名
「みどりっ子の体験活動推進事業~みどりの子を光に~」
2 目標
- 奄美の自然と文化(伝承,伝統,産業)を生かした体験活動を通して,郷土を愛する心を育てる。
- 地域の人材を活用し,交流活動を行うことを通して,地域に伝わる伝統文化を継承していこうという心を育てる。
- 奄美の先人やその偉業を知り,これからの自分の生き方を考えさせる。
3 主な活動内容
【タイモづくりに挑戦】(3・4年)
・ タイモの苗植えや世話,収穫

・ 育てたタイモを使った郷土料理づくり(味の郷かさりの方を講師に招いて調理)

【奄美の特産物 売り込み大作戦】(5・6年)
・ サトウキビの植え付け


【奄美の伝承文化体験】(全学年)
・ 八月踊りや三味線,シマ唄体験



・ 奄美の自然について学ぶ(フクギ染め体験)


4 活動の成果
- 郷土の代表的な生産物であるタイモやサトウキビに関する活動を通して,郷土のすばらしさや生産に携わる人々の努力や苦労について理解を深めることができた。
- 地域の方との交流を深めることで,お互いの思いや考えを伝え合い,多くの知恵や技能を学ぶことができた。
- 体験したことをもとに,自分の新しい知識として吸収したり,これからの生活に役立てていこうとする学びの姿勢を身に付けることができた。
5 今後の課題
- バランスの取れた全体計画を立て,人材を効果的に活用しながら取り組んでいく必要がある。
- 地域にいらっしゃる方々との交流をさらに積極的に行い,地域の文化や歴史についてもっと児童が主体的に調べるような指導計画を工夫する必要がある。
- 奄美に関係する身近な郷土の先人について今以上に興味をもたせていく手立てをとる必要がある。