特色ある教育活動
1 事業名
「総合的学習支援授業」
「主体的に取り組む各行事支援事業」
2 目標
郷土を土台とする調べ学習や体験活動を通して,主体的に学び,考え,判断し,行動し,よりよく問題を解決する能力を育成する。また,それらの活動の中で,自らの生き方について考えたり,学んだことを生かしていこうしたりする態度を育成する。
3 主な活動計画

【職場体験学習の様子 2年】
1年
- 宿泊学習
郷土の自然に触れ合いながら,集団で行動することのよさを学ぶ。
- 課題別活動
郷土についての研究と発表をする。(動植物,産業,島唄,紬等)
- 社会人に学ぶ
地元で働く方を講師として招き働くことの意義や地元産業のよさやすばらしさを知る。
2年
- 修学旅行
九州各県を見学することにより,視野を広げるとともに自分たちの住む郷土のよさやすばらしさを再確認する。
- 課題別活動
平和学習を通して,郷土の歴史も含めて学習する。
- 職場体験活動
地元企業・産業を調査・体験し,働くことの意義を理解する。
3年
- 福祉体験活動
障がい者や高齢者,乳幼児との触れ合いを通して福祉について学ぶ。
- 課題別活動
体験活動で学んだことの発表をする。
- 生き方学習
進路学習を通して将来設計を行い,目標を立てる。
全体での活動
- WILL講演会
奄美博物館館長を招き,郷土の歴史について学習する。
- 文化祭
課題別活動で調べたことをまとめ,舞台や紙面にまとめ発表する。
4 活動の成果
- 学年ごとにテーマを設定し,生徒がそれに沿って課題を見つけ,活動することによって,主体的に考え,学ぶことができた。
- 学年ごとのテーマを継続して取り組むことによって,職員の理解が深まりつつあり,活動がスムーズに行えた。
- 講演会では郷土の歴史を研究されている方を講師として招き,郷土により興味・関心・誇りを持たせることができた。
5 今後の課題
- 教師が丁寧に支援しすぎる場面が多く,生徒が主体的に考え実行するような支援の在り方を検討する必要がある。
- 「奄美大島」という郷土に関しては題材も豊富にあるが,自然や文化に触れあう場面が十分につくれず,郷土を身近なものとして感じさせるための手立てが必要である。