特色ある教育活動
1 事業名
「郷土に触れ,郷土に学ぼう」支援事業
2 目標
郷土の自然,文化,人々と触れ合うことにより,郷土のよさを知り,郷土を深く学び,郷土や伝統を大事にしながら,育てていこうとする児童・生徒を育成する。
3 主な活動計画


【はあごろ太鼓】 【炭作り活動】

【ふるさと体験留学】 【特認校体験入学】
(1)栽培活動(小中合同)
(2)体験活動(小中合同)
- 炭焼き
- 田雲海岸での釣り
- 椎茸栽培
- 田平川探検
- 野鳥観察
(3)伝統文化の継承(小中合同)
(4)交流活動
- 特認校体験(小学校・中学校)
- 職場体験(中学校)
- 他校との交流学習(小学校)
- ふるさと体験留学生の受入
(5)創作活動
(6)地域清掃(校区の清掃)
(7)ケンムンや昔の崎原についての聞き取り調査
4 活動の成果
- 諸活動における交通費や材料費等を本事業で支出し,充実した活動ができた。特に文化施設等と離れている本校にとっては,タクシーを利用して活動の範囲を広めることができた。
- 栽培活動に関わる苗や肥料等を購入することで,環境や食育教育の充実を図ることができた。収穫した野菜は学校給食の食材として活用した。また,シブリやハンダマなど奄美の野菜栽培を通して,郷土教育の推進を図った。
- 三味線の修理やバチ等の消耗品を購入することで,日頃の練習を計画通りに行うことができた。また,講師を招いて(計10時間)充実した学習ができた。練習の成果は学習発表会や運動会,集落行事等で発表し,地域との交流を深めることができた。
5 今後の課題
- 学習指導要領の改訂に伴なう学校行事の精選及び体験学習等のあり方
- 三味線,チジンの指導体制の確立(講師の確保)
- 炭焼き活動,野菜栽培,伝統文化等における保護者や地域と連携した体制づくりの確立
- 小規模校の特性を生かし,郷土に根ざした学習活動のあり方
- 児童生徒の学習意欲を高めるための外部講師の積極的な活用